コールセンターを2ヶ月で辞めた話(2)
初日の終礼。そして歓迎会へ…
さて、終礼が始まりました。
バイトと向かい合った社員が獲得数の少ない順から(獲得無しの人は呼ばない)呼んでいきます。その際、社員側の列に呼ばれたバイトは移動します。
これ、獲得が無い人は晒されるシステムなんですよね。初日だから仕方ないと言われましたが、チーム戦であることも考えるとかなりのストレス(申し訳なさ)を感じました。そして、終礼が終わり
コールセンター恒例歓迎会!
実はセールスをかける発信コールセンターはほとんどのアポインター(電話をかける人)が若者です。求人を見ると皆仲良し!ラクラク簡単!と銘打って毎月歓迎会!という文字が良く見受けられます。これ、どこもやってるみたいです。
自分は8月期入社の他の新人ら含め会社近くの居酒屋で歓迎会を開いてもらいました。ざっと20人位が集まりました。
コールセンターのアポインターってどんな感じの子が多いの?
ギャルです。極めてギャルです。夜の蝶なんじゃないかと思う方もいます。男は数人います。こちらは普通。
そして喫煙率がヤバイ!!どうヤバイのか?20人中自分以外社員含め喫煙者でスパスパ吸っていました。宴会場がマジで煙くて死にかけました。
その時になんか、嫌な予感がすると思いました。やはり、アポインターは相当ストレスが溜まる様です。以降の出勤でもわかりましたが、みんな休憩時間にスパスパ吸っていました。
自分は終電の関係で(受動喫煙避けたかったし、みんな騒ぐから疲れるし)先に帰らせてもらいました。電車内で余りにも自分がタバコの臭いをまとってしまったか気づきました。残った皆さん終電を逃し朝まで飲みまくったそうです…
そんな、初日出勤でした…
2日目
さて、2日目です。初日は前置きすらも突破できなかったので、それを同じアポインターの先輩に指導してもらいます。(チーム内で毎日トーク練習をします)
自分は相手の反応待ちをし過ぎてしまい、相手のペースに飲まれやすいと指摘を受けました。
そこで、相手が相槌をうってなくてもこちらでうってみるというのを実践しました。これで相手が相槌をうってなくても、こちらが相槌を勝手に入れて畳み込む様に話していない感じにさせる狙いがあります。
例を挙げてみます。
ここでは連絡と言うのがポイント!ご連絡みたいに言うと丁寧すぎるので相手はセールスかと疑います(とにかく前置きでは次のプレゼンに持って行くことが重視されます)
はい。という所にエア相槌、してませんよね?という決めつけでYesかNoの確実に相手が返答する質問をします。
ここでほとんどが上手く行くんですが、YesNoで返答をしない人もいます『いらないです』とか。バリバリのセールストークだと、安くなるんですよー!とか言いそうでしょう?違うんです。そこでは『あ、そういうことじゃないんですけど(笑)』とバカにした様に返答をします。そうすると、相手はえっ?ってなります。だってかしこまってないんだもん(ここがセールスっぽくしないポイント)
そして最終奥義はスルーです。相手を肯定しつつ元の台本通りにトークします。
これで前置き突破!そしてプレゼンに!そこでもまた試練が続くのである…(つづく)